くらし手帖

甲状腺腫瘍摘出手術、子宮摘出手術をうけました。その備忘録と、その後の生活を綴ります。

子宮筋腫43 術後約4ヶ月検診

術後4ヶ月の診察を受けてきました

あっという間に受診日。
診察と内診をしてきました。
診察では、排尿の際のキレが悪いこと、
腰痛、イライラがひどくなった事を話しました。

腰痛は排卵時のものでしょう、と言われ、
イライラには、抑肝散という漢方薬を処方して試す事になりました。

生理前2週間のPMS(おそらく)の症状は、卵巣機能が逆にしっかり働いてくれているという事だそうです。
血が出ないので、終わりが分からず、スッキリ感がない、というと気持ちの問題かもねーということ。
たしかに、血が出ると、出たースッキリ!という感じはありますが、
大量に出血すると、もうこんなの嫌、鬱陶しいとも思います。
なので、血が出ずスッキリするなら、それが一番いいのですが。うまく付き合えるようになりたいです。

内診は、傷や膀胱は問題ないとのこと。
ただ、痛いです。
前と比べてしまうと、痛みが強くなりました。
内診なんてへっちゃら、と以前は思っていましたが、今は本当にあらゆる痛みに弱くなってしまいました。

歯の痛み、救急車で運ばれた時の腹痛。
脳は痛みを感じる閾値があり、痛みを感じれば感じるほど、痛みに対して敏感になっていく気がします。
昔は痛みに強い方でしたが、年齢的なものもあるのでしょうか…。
痛みに鈍感になりたい。

歯のその後

子宮筋腫の手術前、リュープリン接種2回目から始まった歯の痛み。
神経を抜く治療中に歯の真ん中に穴があき、2分割になった歯。

結論をいうと、最終的に全て抜歯しました。
昨日、残していた一本の根も抜歯してきました。
歯の痛みに耐えて、なんとか残したかった奥歯。その隣の一番奥歯は、横に向かって生えていて、噛み合わないのです。
だから、なんとか噛める奥歯を少しでも残したかった。でもダメでした。

8月初めに根管治療を終え、被せ物をしたら激痛。ひどい痛みの根の方を抜歯。治りが遅くて、お盆休み中痛みで苦しむ事に。

やっと落ち着き、残りの根に銀歯を被せるも噛むと痛い、頭や耳にジーンとくる。そして、抜いた歯の小さい義歯を作るための型取りをしたら、またしても激痛。

手術前の4月、何度も急患で駆け込み、ロキソニンばかり飲み、手術も延期しようかと思うほどだった痛み。
あの時から何度も押し寄せる痛みに、もう諦めがつきました。残しても、いい事ない。
逆に身体に悪い。
身体がもう無理だと言っている。

そしてやっと決心をして、残りの根の歯を抜きに行きました。


(抜歯前に登った山 この景色を見て歯の1本失ってもいいやと決心)



出血が止まらない

一度止血されていたはずの傷から、2時間後にまた出血し止まらず、歯科に駆け込み、また麻酔、掻爬と止血をしました。
30分後家に着き、またガーゼを外すと今度はもっと大量に出血。口中血だらけでゾンビみたいになりました。

すぐに電話してまた麻酔と掻爬と、今度は止血ガーゼをいれました。
先生や衛生士さんも驚き、抜歯でここまで出血はしない、別の病気では?と言われました。

麻酔は何度もされて痛くて、骨をガリガリやられて痛くて、辛くて、大人げなく診察中に泣いてしまいました。
あんなに痛みに耐えて、元に戻るかと期待し、何度も落胆し、やっと決意した抜歯なのに、こんな結末があるなんて。
この日ばかりは、辛さを抑える事ができず、人前で辛い姿をさらけ出してしまいました。出血もまた夜中にするのでは、と不安で…。
でも、翌朝先生と受付の方が心配して電話まで下さり、幸い出血も止まったので、ホッとし、温かい気持ちになりました。

今までこんなに出血もした事がないので、怖くなり調べてみると、
甲状腺機能低下症で、粘膜の出血凝固異常があるというものを発見しました。
もしかしたら、関係があったのかもしれません。

そんなこんなで、抜歯2日目の今日ですが、顎は腫れていて痛みもあり、本当に治るのか、痛みや腫れは治るのか、など心配になりますが、
あまり考えず、痛みに耐えたいと思います。また痛みに敏感になってしまう…。

子宮は11月の検診で最後になるそうです。

甲状腺の手術からもうすぐ1年。
自分の身体と向き合う1年でした。
その前に辞めた仕事が、どれほど見えないダメージを身体に与えていたかを知る事になりました。
いや、仕事というより、自分の考え方、感じ方、向き合い方を変えなければいけない、自分の変化の時期。
色んなことを考え直す、大きなきっかけとなった1年でした。
貴重な学びの1年になりました。

長くなりましたが、読んでいただき、
ありがとうございました。

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