くらし手帖

甲状腺腫瘍摘出手術、子宮摘出手術をうけました。その備忘録と、その後の生活を綴ります。

抗がん剤の再開

2月24日 抗がん剤3クール目再開


骨髄抑制の副作用で休薬の後、
抗がん剤治療を再開したのが
2月終わりでした。


この回は、前回までの副作用をふまえて、
薬の量を調整し減らしたそうです。

結果は

しばらくお休みしていたせいか、
かなりしんどかったそうです。
反動といった感じでしょうか。

やはり吐き気がひどく、食べ物を受け付けないようでした。


そのかわり

休薬期間の間が2週間あったので、
身体が少しは楽になったようでした。

そして、近くの温泉にも行ったようです。

ずっと行きたかった隣町の蕎麦屋さんにも車を運転して行けたようでした。
そして蕎麦を1人前食べることができたと。

それでも無理をしたせいか、次の日は下痢で、運転の疲れも出たようでした。

こういった当たり前の生活が
抗がん剤治療をうけながらでも
していけるのが理想

なのだけど…

本人もきっと、
これくらいは出来るだろう
臨んだ抗がん剤治療でしたが

なかなか現実は厳しいものでした。

この頃私は
電話で様子を聞くたびに
どうすれば良いのか思い悩み
どうしようもできない事にがんじがらめになってしまい
心の元気をなくしていくばかりでした。

辛い様子を聞くと落ち込み、
少し調子が良いと聞くと明るくなりました。

こんなに自分の心が
左右されるとは思ってもみませんでした。
私にとって、「お父さん」は
大きな存在だったようです。

小さな頃のことばかり思い出しました。
休みには釣りやキャンプに連れて行ってくれたこと。
家の前で遊んでくれたこと。
床屋に一緒について行ったこと。
カブに2人乗りして捕まったこと。

母親には甘えられなかった分、
父には甘えん坊だった
と思います。
遊びを教えてくれたから
今でも自然や外が好きなのだと思います。

思い出を胸に
いつかはお別れしなければいけないのですね。


にほんブログ村 病気ブログ 末期がんへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村