くらし手帖

甲状腺腫瘍摘出手術、子宮摘出手術をうけました。その備忘録と、その後の生活を綴ります。

甲状腺摘出手術から5年

5年前、2017年10月に右側の甲状腺を摘出しました。

濾胞線種が肥大し、右側の甲状腺ごと取る手術をしました。

5年経って、今あらためて感じること

メリット

  • 息がしやすい
  • 物が喉に詰まらなくなった
  • 見た目がすっきりして良い

デメリット

  • 体力が落ちた
  • 体調が安定しない事が多くなった
  • 無理をする事がムリ
  • 病気が治りにくいかも(歯とか)
  • 甲状腺ホルモン減った
  • 寒がりになった
  • 前より疲れやすい

です。

こうしてみると デメリットの方が多いですね。

子宮摘出と比べると、 甲状腺摘出の方がホルモン変化があって 体調の変化を感じやすくなりました。

でも仕方がないです。 大きくなり続ける悪性疑いのある腫瘍を、 放置することはできませんでした。

以前と違う体調の変化に、 もどかしさばかり感じていました。

こんなはずじゃなかった。 前はできた。 ホルモンさえ減らなければ。

そんな思いばかりしていた時もありました。

でも今は、

できない自分も私だから

という気持ちになってきました。

加齢や更年期の影響もありますしね。

自分に鞭打つことはやめてみたら、 周りにも寛大になれた気がします。

以前は

頑張らなければ! 努力しなければ! 乗り越えなくては!

という事が多かった気がします。

でも

もう頑張れないし、 そんな自分でも仕方ない

と受け入れることが増えました。

自分を責める事も減りました。

そんな経験をできた事も

この手術のおかげだったのだと思います。

そして、この手術や入院した経験があったからこそ、

父の入院や病気の心細さ、不安に少しは寄り添えた

と思います。

経験が人を豊かにする 無駄な経験はない

ほんとだと思います。

病気の人や弱者に優しい世の中であってほしい。

そしてこれからは

まずは自分からできる事をして、 身近なところから何か役立つ事を、

と思う今日この頃です。

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