くらし手帖

甲状腺腫瘍摘出手術、子宮摘出手術をうけました。その備忘録と、その後の生活を綴ります。

甲状腺腫⑩ 退院日と約10ヶ月後の今

1日早めてもらった退院日

5泊6日の入院期間の予定でしたが、4泊5日で退院となりました。

この日は土曜日だったため、会計が普段の窓口で出来ず、救急搬送口での清算になりました。

前もって金額を知らせて貰い、10時に退院。救急口の機械の清算機でカード払いを済ませ帰宅しました。

高校生の時の盲腸以来の、入院手術。
5日間の入院とはいえ、全身麻酔から首を切る手術だったので、
まるで生まれ変わったような、世界が変わったような、本当に新鮮で有難い気持ちで景色を眺めていました。
とにかく早く退院したかったので、
身体はしんどくてもとても嬉しかったのを覚えています。
(病棟が消化器外科と同じだった為、匂いが正直ダメでした)

2回目の子宮手術の時は、病室が快適すぎて、まだ帰りたくないとまで思ったんですけどね…。

術後しばらく困った事

  • 肺が息苦しくなかなかすぐ歩けない
  • 傷の為に首が回らない
  • うつ伏せから起き上がれない、力が入れられない
  • 運転が出来ない

などの支障がありました。1ヶ月経つ頃には、普通の生活に徐々に戻れたと思います。



10ヶ月後 ホルモン検査をしました

8月終わりに、かかりつけの甲状腺専門病院に1年以上ぶりに受診しました。(手術した大学病院は3ヶ月の経過観察で終了)

術後の経過報告と、子宮手術後の甲状腺ホルモン値が気になっていたからです。

結果は、ホルモンが減っている事を表す、
甲状腺刺激ホルモンTSHが高値でした。

残っている甲状腺1つで賄うので、ある程度の低下は仕方がないとのこと。
TSHが10を超えたら、チラージンの服用を考えるとの事で、半年に1回の経過観察になりました。

妊娠希望や妊娠中の方、コレステロールが高い場合などは、すぐ服用するらしいです。
私の場合はあてはまらないので、症状が酷く感じる場合は服用と言われました。
普段通りの生活で良いそうです。

昨年12月には7.7まで上がっていましたが、少し落ち着きました。
食生活など気をつけながら、無理をしない生活を心がけていきたいと思いなおしました。
目に見えないストレスや、
幼少の頃から身につけた考え方は、
内分泌や自己免疫疾患に影響を与える
のでは、という本です。


読んでいると、何度も込み上げるものがあり、なかなか前に進めない事態に。
字が多いので斜め読みでしたが、
自分の抑圧された感情を感じる事になり、数日はしんどかったです。

傷の様子(ビフォーアフター)

甲状腺の記事は今回で最後です。
また何かあれば追記したいと思います。

最後に手術前の首の写真(ビフォー)

現在10ヶ月後の傷跡(アフター)を載せたいと思います。

お見苦しいですが、ご容赦下さい。

先生にも、綺麗に切って貰えたね、術後の癒着などもなく、結果として手術をして良かったねと言われました。
大きな塊を取り出して、息苦しさやむせる事もなくなったのは、本当に有難い事でした。


長くなりましたが、見て頂きありがとうございました。何かのお役に立てれば幸いです。
















ビフォー



アフター


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